JAPAN AI / 実例で見る2026年9月 · 画像生成
Before / After

画像の新機能3つ、実例で。

GPT Image 2.5 の高画質モードは、同じ品質のまま、クレジットは約4分の1、待ち時間は5分の1以下に。新しいツールも2つ:完成したバナーをレイヤーに分解する「レイヤー分解」と、写真を復元・拡大する「高画質化(SeedVR2)」。どれも同じ画像の before / after と、実測の数字で見せます。

使い方は2通り。専用のエージェントを探す必要はありません。

  1. その場で使う:いつものチャットで「@」→「プラグイン」→ 名前を選び、画像を添付して依頼します。例:@Seedream レイヤー分解
  2. いつも使う:入力欄の「プラグイン」→「プラグインを追加」で追加しておくと、以後のチャットでそのまま使えます。
GPT Image 2.5

同じ商品写真、同じ依頼、同じ high。167.3秒が22.3秒に、10.97クレジットが3.07クレジットに。

左が従来の GPT Image 2、右が GPT Image 2.5。どちらも「高画質(high)」で、入力画像と依頼文は同じです。右下のボタンで、2.5 の xhigh / max にも切り替えられます。

修正依頼:商品はそのまま、背景を秋の木漏れ日が差すカフェテラスに変更。自然光、浅い被写界深度、商品の写り込みと影を自然に。

GPT Image 2Before
GPT Image 2 の高画質モードで生成した商品写真
167.3
所要時間
10.97クレジット
1枚あたり
GPT Image 2.5After
GPT Image 2.5 の高画質モードで生成した商品写真
22.3
所要時間
3.07クレジット
1枚あたり
この1枚で 7.9クレジット の節約 待ち時間は 1/8 設定変更はいりません。いつもの画像生成(gpt_image)が、そのまま 2.5 になっています。
内訳・条件
モデル設定出力トークンクレジット所要時間
GPT Image 2high7,02410.97167.3 秒
GPT Image 2.5high1,7563.0722.3 秒
GPT Image 2.5xhigh3,1225.1229.7 秒
GPT Image 2.5max7,02410.9857.4 秒

2026-09-10 に同じ入力画像(1024×1024)・同じ依頼文で1回ずつ生成。クレジットは本番の料金表(画像出力 150、画像入力 40、テキスト入力 50 クレジットセント / 1K トークン)で換算。所要時間は API 応答までの実測です。品質は、2026-09-09 の社内ベンチ(8シナリオ、判定モデル gpt-5.4)で 2.0 の high と 2.5 の high が同等でした。既定の auto は従来どおりです。

自分の画像で試す ↗

いつもの画像生成・編集で、そのまま使えます。画像生成が付いていないエージェントなら「@」→「プラグイン」→「GPT画像生成」。

GPT Image 2.5 · 新しい2段階

同じ予算なら、さらに上へ。

2.5 には xhigh と max が加わりました。従来の high とほぼ同じクレジットで、より上の段階が選べます。今度は建築パースで。左は従来の GPT Image 2(high)、右はほぼ同じクレジットで選べる 2.5 の max です。ボタンで high / xhigh / max を切り替えると、右の画像と数字が変わります。

修正依頼:同じ建物とアングルのまま、時間帯を夕暮れに変更。窓に暖色の室内灯、庭に会話する大人2人を自然に追加。

GPT Image 2 · highBefore
GPT Image 2 で修正した建築パース
147.9
所要時間
10.97クレジット
1枚あたり
GPT Image 2.5 · maxAfter
GPT Image 2.5 で修正した建築パース
59.1
所要時間
11.17クレジット
1枚あたり
内訳・条件
モデル設定出力トークンクレジット所要時間
GPT Image 2high7,02410.97147.9 秒
GPT Image 2.5high1,7563.0721.8 秒
GPT Image 2.5xhigh3,1225.3238.7 秒
GPT Image 2.5max7,02411.1759.1 秒

生成条件は上のセクションと同じ(2026-09-10、同じ入力画像と依頼文で1回ずつ)。2026-09-09 の社内ベンチでは、同じトークン予算(2.0 の high = 2.5 の max)で比べると 2.5 が 4/4 で上位でした。

自分の画像で試す ↗

「印刷用に最高品質で」と頼めば、エージェントが xhigh / max を使います。

新機能 · Seedream レイヤー分解

完成したバナーを、動かせる部品に。

1枚の画像を、背景(ベース)と最大16枚の透過レイヤーに分けます。各レイヤーには位置と重なり順が付くので、ロゴだけ差し替える、文言だけ動かす、といった修正が描き直しなしでできます。右の一覧で、レイヤーを消したり戻したりできます。

レイヤー分解後のベース画像(背景が補完されている)

ベース画像は、要素を抜き取った跡が自動で補完されています。

13枚に分解
ベース1枚+レイヤー12枚
15クレジット
この1回の消費(実行前に見積もりを表示)
内訳・条件

入力:BytePlus の公式サンプル画像(1760×2176)。出力:ベース画像 1760×2176 + レイヤー 12 枚、各レイヤーは透過 PNG で位置座標(ピクセル/正規化)と重なり順付き。料金は出力1枚ごとに 2.61 メガピクセル以下 1 クレジット、超える場合 2 クレジット。実行前にエージェントが見積もり(今回は「約2〜34クレジット」)を提示し、承認後に実行します。2026-09-10、ステージング環境で実測。

ご注意:1文字あたり約8ピクセル未満の小さな文字は、別の文字に描き変えられることがあります。文書・看板では原本を正としてください。現時点ではチャット/エージェントから利用でき、ワークフローには未対応です。

自分の画像で試す ↗

「@」→「プラグイン」→「Seedream レイヤー分解」を選び、画像を添付して依頼。実行前に見積もりが出ます。

新機能 · 高画質化(SeedVR2)

小さな写真を、読める・使えるサイズに。

512 ピクセルの文書写真を 2048 ピクセルに。左が従来の高画質化(crisp)、右が SeedVR2。スライダーを動かして比べてください。下は本文の拡大です。

元画像 → SeedVR2After
SeedVR2 で高画質化した文書写真 元の 512 ピクセル画像を単純拡大したもの 元画像(512px)SeedVR2
crisp → SeedVR2After
SeedVR2 で高画質化した文書写真 従来の crisp で高画質化した文書写真 crisp(従来)SeedVR2
元画像
元画像の本文部分の拡大
crisp
crisp の本文部分の拡大
SeedVR2
SeedVR2 の本文部分の拡大
0.5クレジット
crisp:1枚あたり(サイズにかかわらず)
0.2クレジット
SeedVR2:4メガピクセルの出力(1メガピクセルあたり 0.05)
内訳・条件

2026-08-30 の社内ベンチ(5シーン × 6サービス、正解画像との比較)から。日本語本文の一致度(SSIM)は SeedVR2 0.964、crisp 0.922。crisp は 4 メガピクセルを超える入力を受け付けませんが、SeedVR2 は長辺約 10,000 ピクセルまで入力できます。料金は出力メガピクセルあたり 0.05 クレジット。

ご注意:1文字あたり約8ピクセル未満の非常に小さな文字は、どの高画質化でも復元できず、生成系では別の文字に置き換わることがあります。原本を正としてください。

自分の画像で試す ↗

「@」→「プラグイン」→「画像高画質化 (SeedVR2)」を選び、画像を添付して依頼。